MacとWinでThunderbirdを同期(DropBox編)
2014/05/28
前の記事で書いたように4月末に長年使っていたWindowsマシンをあきらめ、十数年振りにApple信者に復帰しました。というわけで、データ移行編のスタートです。
※前提として「xxxxxx.default」は「profiles.ini」を書き換えて任意の場所に移動できます。また、「xxxxxx.default」内のファイルはできるだけ軽くしましょう。詳細は「ThunderbirdをDropboxを使って完全同期」にて。
1. MacにDropboxをインストール
特に説明はなし。Dropboxオフィシャルサイトからダウンロードしましょう。
2. Thunderbirdの設定ファイルをMacに移設しよう
まずは、WinPCのThunderbird設定フォルダ「xxxxxx.default」をMacのDropbox配下のフォルダにゴソッと移設します。すでにWindowsマシンのDropbox内に「xxxxxx.default」を置いてる場合は、待ってればそのうち同期されるはずですが、僕はめんどくさくて、手元のHDD経由で一気に移したあと、Dropboxを走らせて同期とりました。特に問題はなかったけど。
3. Thunderbirdもインストール
既にインストール済みの場合は、次の項目へ。Thunderbirdオフィシャルサイトからダウンロード。
4. profiles.iniの書き換え
Mac OS X 10.7 以降は、ユーザーのライブラリフォルダーが初期設定で非表示となっていますが、Finderにて、optionキーを押しながら移動メニューを開くとライブラリにアクセスできます。
- ユーザー/ライブラリ/Thunderbird/profiles.ini
上記位置にあるはず。/Thunderbird/Profiles/以下はDropbox内に設定ファイルを移し終わっているなら不要です。
中身を適当なテキストエディターでこんな感じに書き換えます。
[General]
StartWithLastProfile=1[Profile0]
Name=default
IsRelative=0
Path=/Users/moncho/Dropbox/Thunderbird/xxxxxx.default
※monchoはユーザー名なので、それぞれの値に。Dropbox以下も任意のxxxxxx.defaultを置いた場所です。
5. 完了
以上で完了です。動作確認しましょう。僕は綺麗に移行出来ました。今のところ不具合はありません。Win環境で使っていたのと全く同じ設定でMac版Thunderbirdが動いています。
ただし、初回起動時はゴニョゴニョ動くので、ちょっと時間がかかるかも。Mac2週間ほどThunderbirdを運用したあと、Dropboxの同期完了を確認し、久々にWindows版のThunderbirdを起動した際も特に違和感なく使えました。
くれぐれも自己責任で!「ThunderbirdをDropboxを使って完全同期」も参考にデータをThunderbirdのファイルはできるだけ軽くしてから実施しましょう。